「高原」
海だべがど おら おもたれば
やつぱり光る山だたぢやい
ホウ
髪毛(かみけ) 風吹けば
鹿(しし)踊りだぢやい
(一九二二、六、二七)
底本: 宮沢賢治全集1
出版社: ちくま文庫、筑摩書房
初版発行日: 1986(昭和61)年2月26日
入力に使用: 1998(平成10)年5月12日第17刷
校正に使用: 1998(平成10)年5月12日第17刷
入力: 柴田卓治
校正: かとうかおり
※テキストはインターネットの図書館、「青空文庫」のボランティアの皆様のお力によるものです。
BGM:TAM Music Factory
http://www.tam-music.com/index.html
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■ 孝輔のひとこと
私に、方言の素晴らしさを、教えてくれた詩です。
岩手の方言とは、ちょっと異なるかもしれません。あしからず・・・四通り、朗読してみました・・一番最後が、一番、岩手弁に近いかな・・・(;^_^A
海かなって?思って来てみたら、草木がお日様に照らされて一面キラキラ光る素敵な山だったよ。
そして、そこに、一陣の風がビユーッ(どっどど どどうど どどうど どどう)と吹いた。
そしたら、頭の髪の毛が逆立って、まるで、鹿踊りのようになったよ。
と、私ながら解釈を・・・この作品には、「風の又三郎」、「鹿踊りのはじまり」「種山が原」などが思い浮かびますね~^^
方言って、どうしてこんなにも暖かい、すてきな言葉なんでしょうか?あなたの生まれ故郷はどんな方言ですか?
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コメント
こんばんは。
春と修羅フェスティバル、いよいよ盛況で今宵も楽しい限りです。
気になる岩手弁・・・なるほどこう来ましたか。
ホウの使い分けが絶妙ですね
これ、もっともっと続けて何回も何回も繰り返して読んで、呪文のように読んで、そのうちトランス状態に入っちゃって、方言の味わいとかももう超越しちゃって言葉が少しずつ「音」のレベルにまで解体しちゃうくらい読んでみたら、ちょっと面白いかもしれないなあ(日本語混乱してる?)なんて個人的に考えさせられたとても興味深い朗読でした。
投稿: peperoncino | 2008年2月 7日 (木) 23時00分
斬新な試みですね~
ゆうべから、何度も聞いてみました。
3番目のは、むしろリアルだろうか、とか
いろいろなこと考えながら。
結果、どれもいいですね。
方言。
もっとも苦手とする分野です。
(そのくせ、住んだことのあるいろんな地域のイントネーションがまじってしまってるんですが)
投稿: Suzuka | 2008年2月 8日 (金) 07時35分
こんばんは~ぺぺさん
なるほど、何回も何回も・・呪文のように・・そして、トランスして・・・音のレベルまで解体して・・・・ホウ・・(未来派だっていわれるぜ)賢治作品から引用・・何処でしょう?(笑)
こんばんは~Suzukaさん
方言って、なんと素敵な音の響きなんでしょうかね。ちょっとはまってしまいました。
で、この作品、鹿踊りのところにリンク張っているですが、そこのビデオ30分見たら、ちょっと、賢治の作品のヒントがいっぱい出てて、すごい発見をしてしまいました。おすすめです
興味があれば、どうぞ
投稿: 孝輔 | 2008年2月 8日 (金) 19時10分
この詩を構成している文字としての岩手弁も、孝輔さんの声がつくった擬似(?)岩手弁も素敵だと思うよ。
でもそこで「方言て素晴らしい」という云い方をされると、ちょっとわたしは違和感覚えるのですよ。
どうして「方言」と一般化してしまうの?
どんな言葉もそれ自体は良いものでも悪いものでもなく、ただ素敵な顔を持っていて、その顔に出会えたり出会えなかったりするのだと思う。その出会えたときに「方言って素晴らしい」「日本語って素晴らしい」みたいに、いきなり話を広げられると脱力してしまう・・・というのがわたしの正直な感覚なのです。
投稿: peperoncino | 2008年2月12日 (火) 08時52分
こんにちは~ぺぺさん
ありがとうございます。
そうですね、ひとそれぞれの感じ方ですから、別に私の感じ方を強制するつもりもありません。私のブログは、強制するブログでもないし、人に影響を及ぼす(笑)ブログでもないし・・・。
賢治の作品には、この岩手弁?の作品がいっぱい、出てきます。初めての人は読んで理解をするには、かなり難儀をするでしょう。でも、注釈がついてるから意味は解かりますね。私も読んで解からないとこがいっぱいあります。っていうか、私が解からないと言うのは、朗読として、どんなイントネーションで読んでいいのだろうか?と言う疑問です。符号がついている訳でもないし・・でも、一つ一つ、(全作品を読んだ訳でもありませんが・・)その作品の読んでいくと、物語に出てくる、会話自体が、とても、あたたかいものに聞こえてきます。だから、そう思っただけの事です。この作品も、この短い文章の中に、どれだけ、自分がビックリして、感動したか、端的に表現していますね。これを、普通の言葉にしたらどうだろうか・・・人それぞれの感性は違うものですから。私だけが感じているのかもしれませんね。
投稿: 孝輔 | 2008年2月12日 (火) 13時57分
丁寧にお答えくださってありがとうございます。
いやぁ、わたしも通常はこのようなコメントはしないです。感想はその人の感じ方ですから、それにいちゃもんをつけるというのはね、やらないです、ほとんど、めったに。
でも孝輔さんの解説&コメントはどことなく学校の国語の先生みたいな雰囲気があって(これもわたしの感じ方に過ぎませんが)、先生にはやっぱり突っ込みいれたくなる、つまりとても素直な生徒なのですね、わたしは(笑)
>人に影響を及ぼす(笑)ブログでもないし・・・。
そんなことはないのでは?
と勝手にわたしは思いますよ。
投稿: peperoncino | 2008年2月12日 (火) 19時22分
はい!素直な生徒さん、ありがとう~(笑)
学校の国語の先生ですか・・・
よく言われますね~先生になったらよかったのにって・・でも、残念ながら教員免許はもっていません。(笑)
私が先生だったら、授業はハチャメチャで苦情が続出する・・(笑)
影響を及ぼすブログ・・・
(-ω-;)ウーン すこし、静かにしておくか・・ヒソヒソ・・・
投稿: 孝輔 | 2008年2月13日 (水) 09時17分
国語の授業で調べてくるように言われたのですがなにか、他のものにつながる良い資料はありませんか
投稿: k・k | 2011年6月11日 (土) 14時32分