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2007年2月19日 (月)

「道程」

 (3:19)

高村光太郎

道程 より



道程


僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちにさせた広大な父よ
僕から目を離さないで守ることをせよ
常に父の気魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため





底本:高村光太郎詩集
出版社:岩波文庫、岩波書店
初版発行日: 1955年 3月25日、1981年 3月16日 第29刷改版
入力に使用: 1996年 2月5日 第55刷
入力: 孝輔



BGM:FANTASY MUSIC H/MIX   

http://www.hmix.net/

TAM Music Factory

http://www.tam-music.com/index.html


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■ 孝輔のひとこと

高村光太郎の代表作です。この作品の「道」、「道程」は抽象的ですが、自分の進むべき進路です。抽象的な進路であるがゆえに、私達はその進路の何らかのパイオニアとなって進んでいくのだと勇気づけられるのです。自己の人生というものを、漠然と考え始めた青年期に習った詩です。人生の半ばを過ぎて、種々の落胆や挫折を経験してきて、大人になった今の時期でも、自分の人生をもう一度奮い立たせ、感動できる詩ではないでしょうか。

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コメント

2月も去りそうですが、
今ごろ「今年もよろしく」m(__)m
高村光太郎といったら、この「道程」ですよねえ。
卒業シーズンになると思い出します。
私の出会いは、小学校6年の国語の教科書です。
この詩を文集に書いてた友達もおりました。
私も彼らも、大人になって、まだ道の半ばですね。
"自分の人生をもう一度…”なるほど。

投稿: ryou | 2007年2月19日 (月) 20時29分

久しぶりです~
こちらこそ、よろしく^^
やっぱり、小学校で習った詩ですか・・
これ、小学校で習うには結構、むずかしいと思うんだがね・・でも、詩はいいですね~
もっと、みんな詩を読んで、心に感じる何か、心に見えるもの、人として感じるもの、心を養ってほしいですね~。詩を書いている方も、心に感じている素直な気持ちを作品に書くのはいいのですが、なにか、一つ心にピンとこないものが多いですね。芸術的な作品には、芸術的な言葉の表現や、作品全体を独特な雰囲気を漂わせているなど、言葉を駆使して芸術作品に仕上げています。
人を感動させるには、それなりの努力が必要だと言うことなのですね。私の、このポッドキャストも、最近手抜きが多いし、独りよがりが多いです・・・(笑)
最近は、詩のサイトとか、ネットで素敵な作品を、見つける楽しみが増えました。私も、まだまだ、これから、もっと多くの作品を読んで自分なりの感性を磨いて見たいと思います。更新もゆっくりです・・あしからず・・(笑)^^

投稿: 孝輔 | 2007年2月20日 (火) 11時47分

私は今46歳です、来週で退職することになりましたふと道程の詩が思い浮かんで、切実な思いで詩を読みました。

投稿: ゆきち | 2009年1月18日 (日) 09時20分

私は53歳男、昨日ふと「道程」の詩を思い出しました。
このごろ思うことは、「自分の考えを半分でも、人に伝えられる様になれば、人間をやっているかいがあるものである。」などとコミニケーションの難しさを痛感している次第です。
そんな中で「僕の前に道はない・・・」の詩が頭をよぎりました。
これは、今の自分の気持ちを端的に表してくれていました。自分の道を切り開いていく充実感がある時、この詩は力をさらにアップさせてくれます。
奮い立つ自分の気持ちを抑えられなかったので、思わずここに投稿してしまいました。

投稿: 町田圭二 | 2009年9月20日 (日) 05時42分

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